子供の歯の仕上げ磨き
子供は自分1人では歯磨きが十分に出来ません
磨き残しが虫歯の原因になりますので、1日に1回はしっかり仕上げ磨きをすると虫歯予防することができます
歯磨きのコツは「楽しく」「痛くなく」やること
当医院ではお越しいただいた方に歯磨きのアドバイスもさせていただいておりますので、
お気軽にお問い合わせください
乳歯は１歳頃までに上下の前歯８本が生えそろいます
１歳～１歳半の離乳食期に合わせるように第１乳臼歯という奥歯、乳犬歯が顔を出します
１歳半になって奥歯が生えると子どもは食べ物を奥歯でかめるようになり、離乳食期の歯ぐきでかむ「モグモグ期」から、奥歯でかむ「カミカミ期」へと変化します
３歳頃までに乳歯の２０本全てが生えそろいます
むし歯になりやすい部位は年齢によって変化します
０~2歳では前歯の歯と歯の間、前歯の付け根部分
の虫歯に注意が必要です
3歳以降は奥歯が生えてくるため、奥歯の噛む面の溝、歯と歯の間に注意しましょう
1歳過ぎた頃からは、本格的な仕上げ磨きの習慣をつける大切な時期です
お子さんだけでは虫歯になりやすい場所の清掃は出来ませんので、仕上げ磨きを行うことが虫歯予防には非常に重要です
最低でも小学校低学年までは仕上げ磨きをしてあげると良いでしょう
仕上げ磨きにオススメの歯ブラシ
子供のお口、歯は小さいので、歯ブラシのヘッドが小さく、ハンドル部分が長いものをおすすめしています
ヘッドが大きいと歯以外の歯茎に毛先が当たって痛がってしまいます
またヘッドで奥歯が隠れて見えずらくなります
当医院では下の2本を「仕上げ磨き用歯ブラシ」としてオススメしています
仕上げ磨き用 「マミー」
1本1本磨ける「プラウト」
仕上げ磨きは「寝かせ磨き」がおすすめです
膝の上に仰向けにゴロンと寝かせると見えにくい上の奥歯も見えやすくなります
上の歯を磨くときは歯ブラシが上の唇のスジに当たるといたいので、左のイラストのように指をスジの上に乗せて行うと良いですよ
