Dr.晃子のデンタルコラム～喫煙の影響～

タバコは体に良くない！と分かっていても止められない方も多いのでは・・・

歯科的に言っても、もちろんタバコは害しかありません！

私が大学病院にいた頃から、卒煙外来なるものがあり、毎日多くの患者さんが来院されていました

タバコを吸っていても歯磨きをしてるから大丈夫、虫歯が無いから大丈夫だと思っている方、

将来的に必ず歯を失うことになります

歯を健康に、長く保ちたいならタバコは止めるか本数を減らすなどした方が絶対に良いですよ(^^)

一目その人の口元や歯、歯茎を見れば、だいたいどのくらいタバコを吸っているか分かります

お口を開けた時の臭いでももちろんわかりますが、タバコを吸っている人のお口の中は特徴的です

①歯が黄ばんでいる、ヤニがついている

②歯茎が黒ずんでいる　（吸う本数や期間が長いほど黒くなる）

③歯茎が赤く腫れてﾌﾞﾖﾌﾞﾖしている（本数、期間が長いほど重度になりやすい）

④ほっぺの粘膜が白く縮んでいる（タバコの熱によるもの）

歯周病がベースにある方は、治療をしても治りが悪く重症化しやすいことが分かっています

また顔のシミやシワを作り細胞を老化させるので、いいことなんて何もないですよね・・・

お金を出して不健康になるのでは非常に残念ではありませんか？？

タバコをやめると味覚が冴えてご飯がおいしく感じるそうですよ(^^)