みなさん、こんにちは
くぼた歯科医院 歯科医師の晃子です
みなさんのお口の中は歯を抜きっぱなしにしている所はありませんか?
むし歯や歯周病などで歯を失っても、「それほど不便を感じないから」とそのままにしている人を時々見かけます
歯を1本失っただけであれば、他の歯でも噛めるのでそれほど不便は感じないかもしれません
失った歯が奥歯であれば見た目も気にならないでしょう・・・
しかし、実は歯を1本失っただけでもお口の中には様々な変化が起こります
歯は上下で噛み合っていることでその位置を保っています
下の歯が1本無くなった場合、噛みあっていた上の歯は下の歯が無くなったことでだんだんと下に伸びてきます
さらに、無くなった歯の隙間を埋めようとして歯が傾いてきます
傾いた歯と歯の間に隙間が生じてきて、だんだんと歯並びや噛み合わせが悪くなっていきます
すると何が起きるでしょうか・・・
歯みがきがしづらくなったり、一部の歯に負担がかかったりして、歯を支える骨が壊れたり、
むし歯や歯周病のリスクが高まったりするのです
そして、さらに歯を失っていくことにもつながるのです
歯を失った場合、すぐに困る症状は出てこないかもしれません
ですが10年、20年と経過をみていくと様々な不具合が生じてくるのです
抜けたままになってる歯がある方は、ぜひ歯科医院へご相談ください(^^)