みなさん、こんにちは
くぼた歯科医院 歯科医師の晃子です
みなさんは「歯列接触癖(しれつせっしょくへき)」という言葉を聞いたことがありますか?
通常は口を閉じたときに上下の歯は接触しないと言われていますが、口を閉じた時に上下の歯が接触する癖のことを言います
この癖が肩こりや首の痛み、偏頭痛に関係していると考えられています
パソコン作業や力仕事をしている時や、寒い季節に筋肉がこわばってしまい、無意識のうちに歯を噛んでいる人が多いのですが、みなさんはいかがでしょうか?
常に歯が接触していると歯に負担がかかり、歯が痛み、痛みをかばおうとアゴの位置がずれ、顎も痛んでくることがあります
また、アゴの関節は肩や首の筋肉と連動しているため、肩こりや首の痛みにつながります
頭の筋肉にもつながっているので、片頭痛が続くことがあります
歯列接触癖は日中に起きている時の症状なので、自分で意識して上下の歯を離すようにする必要があります
見える位置に「歯を離す!」等の付箋をつけるなどの工夫もいいでしょう
寝ている間は歯ぎしりを予防することが難しいので、ご自身専用のマウスピースを装着し、歯や顎に負担がかからないようにしましょう
当医院では歯ぎしり予防用のマウスピース(ナイトガー)を作製することが出来ます
保険適応で約3000円でお作りすることが出来ますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください