みなさん、こんにちは
くぼた歯科医院 歯科医師の晃子です
6月、7月の週末はセミナー・講習会漬けで、今週は横浜です
『口から食べる幸せを守る会』の全国大会に参加してきました
この会はNHKや雑誌等でも取り上げられる事が多くなったので、耳にした事がある方がいらっやるかもしれません
急性の病院に入院した場合、絶食・安静になることが多いのですが、十分な「食べるリハビリ」を受けられないまま入院生活を送っている方が多くいらっしゃいます
口から食べられなくなると鼻から管を通したり、お腹に穴を開けて栄養を胃に送ったり(胃ろう)点滴をして命を繋ぐことになります
自分の大切な人がその様な状態になったら、素直に胃に穴を開ける事を受け入れられますか?
本人が『口から食べたい』と願っていたらどうしますか?
病院での診療はもちろんですが、訪問診療(往診)も私の大切なライフワークの1つで今年で12年目になります
最期の時まで自分の口で好きなものを食べてもらいたい
そう願って診療を続けています
適切な診査、診断をして、訓練すれば自分の口から食べられるようになる場合もあります
歯医者だけでなく、看護師、管理栄養士など様々な職種が一緒に取り組むことで胃ろうをやめる事が出来るかもしれません
いつまでも人間らしくいるために、口から食べる幸せを守るために
自分の知識、技術を高めていきたいと思います