みなさん、こんにちは
くぼた歯科医院 歯科医師の晃子です
今日は診療を早く上がらせていただいて、青森の歯科医師会館での研修会に参加しました
今回の研修会のテーマは
「要介護高齢者の嚥下機能障害と口腔ケア」です
嚥下障害のプロで、著書や講演会も数多されている札幌円山病院の藤本篤士先生のご講義でした
超高齢化社会をむかえ、ご高齢の患者様、要介護の方も右肩上がりに増えてきている現代、
嚥下障害やサルコペニア(筋力の低下)など様々なお口の問題を抱えている方が増えています
口から食べる事ができなくなり、経管栄養や、点滴でを行っている人は生存日数が短くなるというデータも示され、口から食べる事の重要性を改めて認識しました
訪問診療に携わる者として、食べられない、飲み込めない、むせるなどの問題にアプローチして、最期まで口から食事を摂れるようにサポートしていきたいと考えています
ただ入れ歯や虫歯の治療をするのではなく、全身状態も含めたケア、摂食機能の向上を目指して、更に知識と技術を高めていこうと思います
在宅での要介護の方、施設に入所されている方のお口のトラブルでお困りの方は、お気軽にお問い合わせください
講演会の後の懇親会の様子
左側が講師の藤本先生